やっほー。えす君(@ESUKUNnet )です。
いつかやろうと思いながらなかなか出来ないことってありませんか?思ったらすぐ行動派の私にもあります。そのうちの一つが「防災バッグ」の用意です。
一人暮らしのときはまぁなんとかなるかと思ってました。準備をしなくても自己責任だし、まぁどうとでもなる。
しかし家族を持つと自分より弱い子供とかが辛い思いをする。子供を守るのも親の努めかと思い、ついに重い腰をあげました。
防災バッグって何が必要なの?中身は?どう準備する?みたいな方の参考になれば幸いです。今回、アマゾンで”ほぼ”一式揃えて、自分の忘備録がてらまとめました。
目次
防災って考えるのめんどくさいよね。
まさにそうなんです。絶対やらないといけないこと(毎日のゴミ出しとか、あ夏休みの宿題とか)ですら面倒くさい。なのに、避難しないといけないような状況が起きるかどうか分からないのに準備って大変じゃないですか?(お金もかかるし;;)
よくないことを想像して行動するのは辛い。
正常性バイアスとか言うらしいです。
自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。
引用元:Wikipedia 正常性バイアス
災害、家事等は自分にとってストレスがかかるので、問題ないと思うことでストレスを軽減してくれるのですが、問題ないと思ってしまうが故に命に危険が及んでしまうんですね。正常性バイアスが全くないと不安だらけで生きていけないんでしうけど、防災って意味では人間の良くない特性です。
正常性バイアスをなんとかごまかしてがんばって準備しました。
避難所に一時避難しないといけない状況かつライフランが停止と想定。
災害って言ってもいろんなパターンがあると思います。地震、台風、洪水。全てに完璧に対応しきるのは難しいと思います。今回はなんらかの事情により、避難所(近所の小中学校とか)に一時避難しなければならない状況になったとしてすぐに持ち出す防災バッグを用意することにしました。
あれもこれもと素人が考えるのは難しいので、出来ることをやっておくって感じですね。
私、普通の人なんで地下シェルター用意するとかは無理です。あれば最強。笑
自治体(国、市町村)が用意してれるんじゃないの?
内閣府のみんなで減災の中に「自助・共助・公助」という言葉出てきます。
「自助」は、一人ひとりが自ら取り組むこと
引用元:内閣府のみんなで減災
「共助」は、地域や身近にいる人どうしが一緒に取り組むこと
「公助」は、国や地方公共団体などが取り組むこと
避難所での準備は公助としてある程度は用意してくれている(はず)です。ある程度なので自分で用意「自助」として防災バッグを用意しておくべきです。たぶん。私は幸い30年以上避難生活をしたことがないので、想像の範囲を出ないのが申し訳ないです。すいません。
ネットで見た記憶ですが、体育館に避難した方はブランケット、毛布を貸し出してもらえたそうです。しかし、床でそのまま寝るには冷たいのでブランケットを引いてその上で寝たそうです。そうすると掛け布団とかは?っていうような状況ですね。
自分でも用意した方が良い!
そうするとやっぱり自分でも防災バッグを用意しておいた方がいいですね。冬だとカイロ一つあれば温かいし、夏は水もたくさん飲みたくなるでしょう。人によっては薬等も準備しておいた方がいいですね。
自分でも多少用意しておけば、避難所、避難生活がたいぶ快適に過ごせると思います。避難って非日常でめちゃくちゃストレスがかかると思うので、少しでもストレスの緩和、日常生活に近づけるように努力したいところです。
防災バッグの目安 72時間の壁
行政として3日間自分で対応出来ることが推奨されています。災害が起きてから3日間は復旧作業より人命救助が優先されます。
なぜなら3日間、つまり72時間以内に救助すると生存確率が高く、過ぎると生存確率が急激に低くなってしまいます。なので、「72時間の壁」と呼ばれたりします。
ただし、3日分の食料を持って逃げるのはかなり厳しい。大人だと水だけで1日3Lで3日で9L、9kg。重いわ!笑
なので半日程度避難して、少し状況が落ち着いたら自宅にとりに戻る前提で食料関係は少なめになしています。
いよいよ防災バッグの準備開始
少し前置きが長くなりましたが、準備をします。
実は防災バッグはすでにセットになっているもがあるので買いましょう。はい。おしまい。笑
というのも、防災の素人で避難の経験もないので、何を用意したらいいのかさっぱり。これを読んでくださってる方もそうではないでしょうか?私もそうなんです。
自分で考えて足りないってなるとせっかく用意したのに残念なので、なにか参考にしたいと考えました。
それでさっきのが出てきたんですよ。
被災者の声と防災士の厳選ってところがいいですね。経験を活かしつつ、プロがさらに改善したと。これ買えば安心そうな気がします。笑
でも、私はこれを買わずに、自分でAmazonから探しました。
なんで防災バッグを買わなかったの?
非常に単純でこれ”一人用”なんですね。こちらに二人用のもあります。ちなみに色違い。
私の家族は4人家族なんです。家族4人が逃げるのにこれだけではたぶん足りないかなって。一人暮らしの方の準備とか若いカップルぐらいなら十分対応出来ると思いますが、4人だと圧倒的に物資不足。
じゃあ二人用を2個買えばいいじゃん?って思うかもしれませんが、
普通に考えて「ラジオ2個もいらねぇ。」というか今の時代、電波が生きていれば、スマホを充電するほうがなにかと便利。
防災バッグをカスタマイズしたいから自分で準備することにした。
さきほどの防災バッグの中身をエクセルに打ち出し、類似品をAmazonで探しつつ単価と個数を入力。単価が110円のものは100均一だと見てください。
Amazon単価(円) | 個数 | 金額 | |
リュックサック | 7279 | 2 | 14558 |
ラジオ | 3300 | 1 | 3300 |
水 500ml×24本 | 1959 | 1 | 1959 |
パン | 2670 | 1 | 2670 |
食品加熱袋 | 2170 | 1 | 2170 |
簡易トイレセット | 1944 | 1 | 1944 |
アルミブランケット | 1299 | 1 | 1299 |
アルコールジェル | 500 | 1 | 500 |
マルチツール | 3200 | 1 | 3200 |
エアーまくら | 3780 | 4 | 15120 |
アイマスク | 110 | 4 | 440 |
耳栓 | 110 | 4 | 440 |
スリッパ | 110 | 4 | 440 |
給水袋 | 630 | 2 | 1260 |
水のいらないシャンプー | 1660 | 2 | 3320 |
笛 | 110 | 1 | 110 |
レジャーシート | 2099 | 2 | 4198 |
軍手 | 110 | 2 | 220 |
ローソク・マッチ | 110 | 1 | 110 |
ガムテープ | 110 | 2 | 220 |
レインコート | 580 | 1 | 580 |
カイロ | 713 | 1 | 713 |
三角巾(後述の救急ポーチに入ってます) | 440 | 0 | 0 |
乾電池 | 400 | 1 | 400 |
マスク | 1000 | 1 | 1000 |
連絡シート | 0 | 1 | 0 |
防災アドバイス | 0 | 1 | 0 |
救急ポーチ | 2180 | 1 | 2180 |
合計金額 | 60171 |
家族4人分かつちょっと余裕がある分を用意したと思っています。
実際にはリュックサックは1個しか買っていなかったり、ラジオは自宅にあったので、買っていなかったり、と少しずれていますが、「このリストは必ずあるように」しました。家にあるのは買わない。でちょっとでもお金を使わないで住むように。なので、実際には6万円もかかっていません。買わなかったものでも買うならコレか、というチョイスでのせています。ほぼ同じスペックです。
先ほどの防災バッグセットが2万円なので2つ買った方が安い計算になってしまいますが、水、パンも多くて困らないし、トイレもたくさんあって良いと思うし、エアーマクラもベットタイプだったり、セットより少し良いようにしています。
ちょっと値段がずれたりしていると思いますが、ご了承ください。
防災バッグの中身たち
リュックサック
なにより荷物をまとめるカバンが必要です。絶対リュックサックにしましょう!両手があくし、重たい荷物を持っても体への負荷が小さいです。避難する際に大きなアドバンテージになります。例えば大雨の中キャリーバッグ引けますか?
アウトドアブランド(つまり丈夫)で防水かつ安いのを選びました。個人的に好きなコールマン。
私、最初25Lで作っていたのですが、このリストの荷物を入れるとぴったり過ぎて余裕がなかったです。30L以上のサイズが良さそうです。
上のリンクは35Lに修正しています。ご安心下さい。
防災ラジオ
ラジオは情報収集に使えますが、やはりスマホの充電がメインでしょうか。手回しやソーラーにも対応しているのがいいですね。
後はライトにもなるので、使い方はいろいろありそうです。
水
人が生きて行く上で最もかかせないものですね。人間って食べ物を何も食べないでも7日は生きれるらしいですが、水は3日も飲まないと生きれないそうです。
他にもいろいろ出てきたのですが、安いことと500mlと持ち運びが簡単そうなこととコップが不要そうなのでこれにしました。
パン
いくら7日なにの食べなくてもいいとはいえなにかほしいですね。笑
アマゾンレビューでは結構美味しいらしいです。
食品加熱袋
食べ物を温めることが出来るそうです。使ったことも見たこともないのでピンときません。しかし、寒い日に温かいものを食べられることは非常にありがたいですね。
簡易トイレセット
今回自分の中でかなり欲しかったんです。ライフラインが停止した前提なので当然、水道が使えません。お風呂は体を拭くなので我慢するしかないですが、トイレ困ります。
しかも我が家はタンクレストイレ。水道と電気の両方がいきていないと普通に使えません。
内閣府による首都直下地震等による東京の被害想定によれば、各ライフラインの復旧目標日数は、電気で6日、上水道で30日、ガスで55日となっています。
引用元:トクする!防災様
この画像にあるように水道は20日ぐらい使えなさそうですね。しかも、9割程度の復旧。つまり、残りの1割ならもっとかかるということです。
さっきのだと量が足りないと思い追加で購入しました。こちらは防災バッグには入れず、自宅に保管ですね。
アルミブランケット
アルミシートって使ったことがないのですが、ガサガサなると気になることが多いらしい(周りも気になる)ので音が少ないタイプを。
防風、保温、目隠しにも、いろいろ使えそうです。地面に引いてもよさそうですね。
アルコールジェル
食事の前とか、手をあらるのが難しいと思うので、せめて消毒だけでも。
マルチツール
ナイフ1本あるといろいろ便利かと思います。
缶詰開け、オープナー、スロテッドドライバー、フィリップスドライバー、ラジオペンチ、ペンチといろんな機能があって便利そうですね。しかもちょっとかっこいい。持つとずっしりしています。
火打ち石もついていますが、使いこなせるか。・・・火花を飛ばすことは出来ました。笑
ナイフ部分の片付け方
ナイフの片付け方が全くわかりず、10分ほど格闘しました。笑
想像して下さい。10分ほどナイフをくるくる回してる人を、完全に危ない人ですね。
カバンに直接入れずちょっと触ってみてよかったです。
ナイフの刃側にあるギザギザのところを↑の写真だと地面側に向かって押す。
こっち側からだと左向き、赤矢印方向に押してあげてください。
いつ使うか分からないので、取り扱い説明書を無理やり入れ込んでます。笑
エアーマクラ、エアーマット
足元に膨らませるポンプがあって踏めば膨らむみたいですね。マクラの横にポンプがついているものもありましたが、寝るときに邪魔になるそうなのでこれにしました。同じものを購入すれば、ボタンで横につなげることが出来るみたいです。
キャンプでも十分使えそうなスペックです。アウトドアとか行くときに使えそうですね。木陰とかにひいてお昼寝。
アイマスク、耳栓、スリッパ
寝るときの快適性を上げるためですね。このあたりは100均一で揃えます。
給水袋
給水車からの水を入れることが出来ますね。料理や体を洗う用といろいろなことに使います。
水のいらないシャンプー
いくら体を拭いていても、頭も洗いたい。1日は我慢できそうですが、2,3日も我慢は厳しいですね。でも水は貴重なので、どうしても後回しになると思いますが、こういうのでカバーですね。
笛、軍手、ローソク、マッチ、ガムテープ
このあたりも100均一ですね。手を守るのに軍手は便利です。ガムテープもなにかと使えます。布ガムテープの方がいいですね。
後、養生テープもあれば便利かと思います。
レジャーシート
これはさきほどのアルミシートでカバー出来ると考えています。なので今回は見送りました。
でも、防災用に買うならこれかなぁー。
レインコート
天気も必ず良いってことはないで、雨具もほしいですね。手をあけたいので、傘って選択はないですね。
8枚もあるので、自分と嫁さんの職場のデスクにも1つづつ、アルミブランケットも一緒に入れて忍ばしておきます。大体私の手のひらと同じサイズでした。厚みは大学ノート1.5冊分ってとこでした。
バイク乗りなら分かると思いますが、カッパって温かいんですよね。めっちゃ寒い日に雨降ってないけどカッパ着たことあるってバイク乗りは多いと思います。
経験ですが、東日本大震災、3.11のとき会社で一時避難したはいいけど、屋外でちょっと寒かったんですよね。余裕があるかわかりませんが、持っていくことができれば、レインコートは防寒着にも出来ます。
カイロ
想像してください。真冬の体育館を。しかも雨で濡れてたりなんかしたら?着替えもない。
寒そうですね。カイロは欲しいです。
貼らないタイプの方がいいと思います。
三角巾
いちようリンクを貼りますが、後ほどの救急ポーチに入ってます。
清潔な布って意味であるといいですね。外傷の手当に使えます。
乾電池
ラジオのとサイズ合わせると良さそうですね。ご自身のと確認してください。
マスク
粉塵等からも守れますね。
連絡シート
各自の携帯電話の番号とか実家、親戚の番号をメモしておくと良さそうです。
救急ポーチ
応急手当て用ですね。消毒、包帯、ハサミ、ピンセットとそれなりにそろってます。
まとめ
いかがでしょうか?上からぽちぽちしていけば防災バッグが揃うようにしてみました。一部100均一がありますがまぁそこは良しとしてください。意外とあれもこれもなってしまいすね。
でも、食料が圧倒的に不足しているので、食料ストック編もしないといけないなぁーと思ってます。それは今度かな。まずは命を守る。
じゃねー。
めんどうな方はこれを買えばいいかもしれません。
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