やっほー。えす君(@ESUKUNnet )です。
タイヤ交換後はナットを増し締めしなければいけません。タイヤ交換後にも、ちろんお店の人はきちんと締めてくれているんですけど、どうしても振動とか馴染みの問題でタイヤ交換後に1回だけ増し締めをしないといけません。
普通は交換したお店に行けば増し締めしてもらえますが、今回はDIY、自分で増し締めした話です。
タイヤ交換シリーズの最終回です。
①タイヤ交換をお得に出来ないか悩みました。コストコに決定するまでのお話。
➁タイヤ交換はコストコがおすすめです。メリットとデメリットをまとめました。
➂タイヤ交換後の増し締めを自分でやってみました。(ココ!)
目次
増し締めの効果
増し締めをしないと、最悪、タイヤが取れるなんてことが起きると重大な事故に繋がり兼ねません。ナットが1個取れて、タイヤが外れるか?というとそんなことは考えにくいです。だけど、時速50kmぐらいでナットが吹っ飛んだら、危ないのできちんと締めたほうがいいですよね。
今回、私は自分で締めてみることにしました。もちろん、タイヤ交換したお店であれば、締めてもらえるんですけど、自宅からコストコまで有料道路使って片道約1時間。コストコは月1回程度しか行かないので、100kmはすぐに超えてしまいます。
増し締めは100km走行後くらいにやることが推奨されています。
こんな事情を考えるとナットぐらい自分で締めればいいか。となった訳です。
ちなみにタイヤ交換後の増し締めの料金
私の弟は自動車整備士をしていまして、勤めているところは交換していれば、無料でやってくれるそうです。わざわざ自分でやった私は物好きな人ですね。笑
必要な道具
トルクレンチ
トルクレンチっていうのは普通のレンチではなく、決めた力(トルク)で締めることが出来るレンチのことです。くわしくはWikiで見て下さい。笑→トルクレンチ
これは普通のレンチや十字レンチで締めてる方も多いみたいですが、安全の為、メーカー推奨の締めつけトルクでやりましょう。私も自分でやってみて分かったのですが、規定のトルクって結構弱くて、成人男性がしっかり締めるとたぶんトルクがかなり強くなると思います。
ひどいと、ナットが壊れたりするので、規定のトルクにしましょう。
手袋
普通の軍手で十分です。私は自宅の敷地の雑草抜く用に園芸用にしてる防刃手袋がありますので、それを使いました。お洒落手袋とかもったいないのでやめましょう。笑
増し締めのやり方
車の締め付けトルクを確認
締め付けトルクは取扱説明書やメーカーに電話すると教えてもらえます。一覧化しているサイト、ブログもありますが、間違えの可能性もありますので、確認しましょう。
トルクレンチを用意する
まずはトルクを設定しましょう。私は持っていなかったので、アマゾンで安めのものを買いました。
安めのやつの割に意外としっかりしてるな。って感じでたまに使用する程度なら十分です。毎日使用する整備士とかの人にはもの足りないと思います。私は仕事でたまに有名ブランドのトルクレンチを使用しています。さすがにそれらには負けますが、たまに素人が使うには十分な感じです。
デジタル式だとたぶん簡単ですが、高かったです。私は安いメモリ調整式を買ったのでそちらでお話しします。
左側の軸でで10N・m刻み、なので右側の持つところを回転させる。で、右側の持つところは1N・m刻みなので、目標のところに合わせる。
ちなみに写真の状態だと、40N・mになります。ちなみにこのトルクレンチの場合は強いトルクに設定したまま圧力がかかった状態で保管するとズレが生じたりするということで40N・mという弱い圧力で保管することが推奨されていました。
取扱説明書もあるので安心です。
ホイールカバーを外す
外さなくてもいい場合もあるかもしれませんが、外す場合です。
この時に手を切ったり、ホイールカバーがめちゃくちゃ汚れていたりするので、手袋必須です。
カバーに対して、まっすぐ引っ張るというよりはちょっと斜めに30度くらい上に引くような感じが良かったです。45度だと上過ぎたみたいで私の場合はちょっといまいちでした。
ナットを締める
当然ですけど、パーキングに入れて、サイドブレーキはかけて下さい。それでも意外と動くので周囲には気をつけてくださいね。
この時の順番はこんな感じでやって下さい。力を均等に加えることが出来るので、しっかりと締めることが出来ます。
トルクレンチを使ってるとさっき決めた力までかかるとカチッと音がして力が抜けますので、そこでOKで1回にしましょう。心配になって何度もカチカチ締めると、せっかく設定したトルクより絞め過ぎてしまいます。
ちなみにエクステンション(さっきの写真の青矢印)と呼ばれる部品は必須です。車のボディに持ち手があたって締めることが出来ません。
ホイールカバーをつけ直す
タイヤバルブ(空気を入れるとこ)と、マークを合わせてカバーをつけて下さい。カバーの裏面にバルブのマークがあったりしますので、確認しながらつけて下さい。
実際に緩んでいた本数
タイヤ1個にナットが4本、タイヤは4本なので、計16本のナットを増し締めしました。
そのうち、1本が大きく緩んでいました。やっぱり増し締めが大事なんだなと再認識出来ました。
まとめ
いかがでしたか?これぐらいなら自分でも出来そうって思ってもらえたでしょうか?
私は手先が器用な方ではありませんし、初めてでしたが、15〜20分ぐらいの作業時間でした。私はこれぐらいなら車をお店に運転して行くより、早く終わるからまぁ自分でやってもいいかな?って感じです。
じゃねー。
高くて買わなかったデジタルタイプ。笑